2025-09-12

テリハボクすげぇ

家族で宮古島に行ってきました。

そして宮古島にあるの『宮古木工芸』さんにお邪魔してきました。

https://www.miyako-mokkougei.jp

妻が妻が見学の予約をしてくれて、僕は行くだけで良かったので助かりました笑。最初、どんな人が対応してくれるのかなとドキドキしました、代表の与儀さんという人が面白かった。ちょっと僕に似ているような感じ。多分この人は木が大好きなんだなと思いました。

宮古島を含め、沖縄県にでしか見られない木があります。5年前くらい前に沖縄本土を訪れた時はデイゴ、琉球松、相思樹、アカギを買って帰ったのですが、この宮古島で初めて『テリハボク』に出会いました。図鑑では見たことはあったけど、テリハボクの有能さに驚きました。まず杢。杢の出方が半端ないです。国産の木では栃の縮み杢が最古級品の1つ(だと僕は思ってるw)なのですが、それと同じレベルの杢が出ます。土地ほどの幅が広い材は取れませんが、とにかく美しいかった。そして、このテリハボクは塩害に強くて腐りにくい。沖縄本島にも生えていますが、宮古島の方が量も質も段違いに良い。なので、良質なテリハボクを手に入れるならば宮古島でしかできないこと。宮古島には製材所が一つしかありません。それが、宮古木工芸さん。こんな杢の出る木を身近に手に入れられるのがうらやましい。

これがテリハボクの杢。全てに出る木目ではないですが、これだけ濃い杢が出る国産材はかなり珍しい。これは2枚張り合わせて作ったテーブルの天板になります。


宮古木工芸さんは三線工房なので、材料に使う琉球黒檀も見せてもい、端材も譲ってもらいました。琉球黒檀の芯の黒い箇所は樹齢に比例して大きくなるけど、太さは比例しない。なので切ってみないとわからないとのことでした。安い三線は一つ持っているけど、いつか琉球黒檀を使った三線がほしい。

三線に使う、黒檀のストック。沖縄本島の方では琉球黒檀が減ってきているので、植林する活動もしていると、以前聞きました。それにしても、最低でも100年かかるって考えると長い道のりですね。


テリハボクの端材もいただいたので、帰ってからさっとペンダントトップを作ってみました。思ったより硬くはなかったですね、中くらいの堅さかな。杢が出ているので、小さくてもきれい。


テリハボクはたくさんの実を付けます。それを絞るとタマヌオイルという油ができます。与儀さんに教えていただいて、宮古島でタマヌオイルを製造販売している『ヤラブの木』にお邪魔しました。

 オイルの成分などの詳しい話は妻がいっぱい聞いてます笑。僕はこどもを見ていたので、ちゃんと説明は聞けていません笑。とりあえず優秀なのはわかった。

実からの苗。三重とは気候が違うので発芽するか分からないけど、苗作ってみます。10個の実をいただいたので。


また訪れたい。

ありがとうございました。

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